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2016 National SUN in Tokyo 分科会プログラム

9月2日(金) 分科会スケジュール   15:00-16:15 

※各セッションは、お席に限りがございます、満席の場合は、他のセッションをご選択ください。
 分科会はひとつしか選択できません。選択時に満席になってしまった分科会は表示されませんのでご了承ください。 

《分科会1

  • 医学部臨床実習のシナリオシミュレーションにおける、カメラディブリーフィングの効果
    岩手医科大学 医学教育学講座・麻酔学講座 助教  相澤 純 先生

    シミュレーション教育に、既にビデオシステムを導入し、活用している方はもちろん。「導入したけど失敗した」「導入したいけどできていない」「そもそもビデオシステムの導入の意義がわからない」、という方々に向けて、ノウハウの共有を目的とした場を作りたいと考えております。 
    私からの情報提供は1/3程度にして、残りの時間は当日ご参加いただいた皆様とのディスカッションの場にしたいと考えております。

  • シミュレータを使いこなす為に -医療シミュレーションの目指す未来-
    笑顔のおうちクリニック  院長・学習システム開発責任者 松本 尚浩 先生

    「高価なシミュレータを購入したが、あまり活用されていない」状況がありませんか?このワークショップでは以下の概略を学ぶ予定です。
    1)教育・訓練の成果を確認出来るほどにシミュレータ使いこなす方法。
    2)従来の「学習内容を与える教育」から、「自ら学ぶ過程を修得する学習法」へ発展させるコツ。
    3)医療組織人の各個人が、その持てる多様な能力を開発して幸せな人生を歩むために、医療シミュレーション教育応用。

  • 院内急変を予知予防する!Rapid Response System!

    東京慈恵会医科大学 救急医学講座 主任教授 武田 聡 先生
    院内急変を予知予防するためのRapid Response System(以下RRS)の重要性は疑いの余地が無い。本プログラムでは、1)RRSシナリオやプログラムの作成、2)作成したシナリオプログラムを使用してのシミュレーショントレーニング、3)RRSにおける事後のデブリーフィング(シミュレーショントレーニングだけではなく実臨床の現場も含む)、について、皆さんと一緒に学びの場を作っていきたい。

  • 「医療安全の新しいスタイル 全職種対象:患者誤認防止シミュレーション」

    SOMPOリスケアマネジメント株式会社 医療リスクマネジメント事業部 
    部長代理 寺田 暁史 様(上席コンサルタント)   
    主任 村松 香織 様(保健師・看護師)
    平成11年に患者取り違え事故が大きく報道され、様々な医療安全活動が推進されてきました。中でも、最も重要で基本となる「患者確認(患者を正確に識別する)」については特に重要視されてきましたが、遵守されないために事故が未だに発生しています。そこで、効果に限りがある講義型教育に代わる「誰でも参加可能な患者誤認防止シミュレーション」をご提案します。楽しみながら学習する医療安全教育の新しい形を築きませんか?

お申し込みはこちら

9月3日(土)  分科会スケジュール 午前の部 9:30-10:45 

※各セッションは、お席に限りがございます、満席の場合は、他のセッションをご選択ください。
    分科会はひとつしか選択できません。選択時に満席になってしまった分科会は表示されませんのでご了承ください。 

 《分科会2》

  • Development and programming for the critical care simulation scenarios for the Asian hospital champions in post-cardiac arrest care.
    アジアにおける心停止対応の院内チャンピオンに向けた、救急シミュレーションシナリオ作成

    キム・ヨンミン医学博士 (Dr. Young-Min Kim M.D., Ph.D.)   逐次通訳付き
    STARTセンターは、2013年より毎年アジアの目標体温管理(TTM: Targeted Temperature Management)マスタークラスを主催してきました。このクラスは、心肺停止後の患者のケアを実施するアジアの院内における蘇生のチャンピオンに向けた2日間の訓練プログラムである。本プログラムは丸1日間のシミュレーション・ベースの集中治療訓練コース(院内チャンピオンのためのTTM訓練コース)および心肺停止後のケアに対する半日のシンポジウムからなっています。本コースは、短い講義、実際のワークショップ、および患者のシミュレーション・セッションからなっています。このミニ・セッションでは、日本のSIM教育者と共に集中治療訓練コースにおける我々のシナリオ作成および患者のシミュレーション・セッションの経験のプログラミングを共有したい。

  • 実践からのSimulation教育デザイン
    岡山大学 医療教育統合開発センター 副センター長 万代 康弘 先生
    “何とかこの状況を改善したい”、“この状況で繰り返しトレーニングしたい“と思うことは少なくないだろう。このような視点でシナリオベースのシミュレーション教育をデザインすると、学習者としても既存の状況でありイメージし易くなりまた状況を改善したいというコンセンサスは得られやすく、よりモチベーティブな教育プログラム作りが可能になると考えます。
    このセッションでは皆さんと事例を共有しながらシナリオ作りを一緒に行いたいと考えています。

    (事前課題)参加される方は、皆さんの指導・臨床で経験された、改善したい状況でシミュレーション教育で解決できそうな事例を考えてきてください。

  • スキル強化の教育パッケージ"RESCUE"のシミュレーションを体験
    救急超音波診断 x シミュレーション

    愛知医科大学病院 医療安全管理室 愛知医科大学 災害医療研究センター 准教授 児玉 貴光 先生
    三重大学附属病院救命救急センター 助教 川本 英嗣 先生
    救急医療領域において超音波診断装置を使いこなすことは、医療の質を向上させて患者満足度を上げることが知られています。ただし、単なる検査手段として知識や技術を身に付けても臨床現場では即戦力とはなりません。診療の流れの中でどの部位をどのようなスキャンをするか、という点についてトレーニングを行い修得することが不可欠なのです。本セッションではSimManとSonoSimを組み合わせたシミュレーショントレーニングによって、救急医療領域におけるPoint-Of-Care (POC)に関する学習を促進します。

  • シミュレーションセンターお悩み相談室
    東京ベイ・浦安市川医療センター 救急科 部長  地域医療振興協会シミュレーションセンター
    (SAMURAI-JADECOM Simulation Center) センター長 志賀 隆 先生
    センター利用者を増やしたい!知名度を上げたい!教育者を増やしたい!などの悩みはないですか? シミュレーションセンターは学びの場です。しかし、その運営には教育の能力に加えてマネジャー、リーダーとしての能力が求められます。立ち上げの課題から、継続的な運営の課題まで、参加者のみなさんからご提示いただき、チームで考えるためのセッションとなります。

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9月3日(土)  分科会スケジュール 午後の部 13:00-14:15 

※各セッションは、お席に限りがございます、満席の場合は、他のセッションをご選択ください。
    分科会はひとつしか選択できません。選択時に満席になってしまった分科会は表示されませんのでご了承ください。 

 《分科会3》

  • Telephone CPRとシミュレーション
    奈良県立医科大学 救急医学教室 講師 福島 英賢 先生 
    119番通報した際に消防通信指令員が行う口頭指導によって市民が行う心肺蘇生法(CPR)をTelephone CPR(TCPR)と呼ぶ。TCPRは院外心肺停止症例の低い蘇生率を改善する方法として注目されている。しかしこのTCPRに関する情報は音声の通話記録しか無く、その実態は不明な点が多い。このため有効なTCPRを検討する際にシミュレーションは不可欠である。シミュレーションを活用したTCPRの研究について、自施設での研究を含めて紹介する。

  • シミュレーション教育と学習分析:学習過程のデータをどう扱うか?
    自治医科大学 情報センター  講師 淺田 義和 先生 
    高機能シミュレータの中には、学習過程のデータ(胸骨圧迫の質、手技にかかった時間など)を記録できるものもあります。また、シミュレーションの事前学習などにおいても、eラーニングなどの教材を活用することで学習者の学習行動を細かに記録しすることができます。本セッションでは、こうした学習過程のデータとしてどのようなものが記録可能か、またそれを活用することでどのような教育改善が可能かを検討していきます。

  • アウトカム向上への取り組み-デブリーフィングとIn-Situシミュレーションの組み合わせ-
    あいち小児保健医療総合センター 集中治療科医長 池山 貴也 先生
    【目的】卒後教育の最大の目的 は、医療現場でのパフォーマンス向上、患者アウトカム改善である。一つの方法として1)実際のイベントを振り返り、問題点を抽出、2)医療現場でのトレーニングが提唱されている。1)には系統的なデブリ−フィング、2)には実際の医療現場で実際の物品を使用し、一緒に働く医療従事者で行うISSが 必要がある。
    【方法・結果】当院での例を文献学的考察を加えて報告する。 【参考】https://harvardmedsim.org/dash-jp.php

  • CCF>60%をゴールとしたチームトレーニング
    飯塚病院 総合診療科 診療部長 小田 浩之 先生
    レサシアンシミュレータのフィードバックシステムとビデオデブリーフィングを用い、CCF60%以上、より高いOver All score(胸骨圧迫スコア、換気スコア、CCFより算出)の達成を目指す。改善が必要なテクニカルスキル、ノンテクニカルスキルについて参加者自らが振り返り、自らの気づきに基づいてスコア改善の対策を立て実践する。その中で、「ゴール達成のPDCAサイクルを回すのは、自分自身とチームメンバーである」ということを参加者自身が体感することを目的とする。

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