リアルタイムCPR
フィードバックの導入に関する話
懐疑心からチャンピオンへ
Medavie Health Services West
旧称 MD Ambulance(MD アンビュランス)、カナダ、サスカチュワン州
この話では、ある救急医療(EMS)組織におけるCPRメータと CPRmeter 2の経験を振り返ります。Medavie Health Services WestによるCPRメータの導入と、それによって彼らの救命方法にもたらされた変化の記録です。
Medavie Health Services Westの貢献者
Tim Hillier, MA, ACP
Tim Hillierは、Medavie Health Services Westの職業基準部門で副部長を務めています。また、彼はサスカチュワン州心臓・脳卒中財団蘇生諮問委員会の会長を務め、サスカチュワン州心臓・脳卒中財団州委員会の前会長でもあります。
透明性がすべてを変えました
以前、Timはリアルタイムフィードバックに十分な価値はないと考えていました。Timは言います。「製品の価値をよく理解しておらず、自分たちにとって優先順位は高くないと感じていました。私たちはCPRのトレーニングを十分に積んでおり、CPRメータのような装置が役に立つとは感じなかったのです。」
Timは、レールダルの営業担当CoryがMedavie Health Services Westのトレーニングに参加したときのことを振り返ります。「彼は、目視でパフォーマンスが確認できない環境での私たちの能力を証明する機会を提供してくれました。ファーストレスポンダーとして、私たちには大いに改善の余地があることを示してくれたのです。」
当初は製品の価値をきちんと認識していませんでしたが、実際に導入してみたら、その素晴らしさがわかりました。
完璧なタイミングが違いをもたらします
Medavie Health Services WestはCPRメータに非常に高い関心を寄せ、導入の価値がある製品だと認識していました。そして、サスカトゥーン救急救命士協会はその価値を信じ、チームのために器材の導入・投資を決断しました。
CPRメータが届くとすぐ、Medavie Health Services Westは全社で4週間にわたるトレーニングを展開しました。購入時、偶然にもサスカトゥーン消防本部では年2回の外傷トレーニングが行われていたため、Medavie Health Services Westは消防本部のスタッフにもトレーニングを提供することができました。
異なる部隊と共にトレーニングを受けたため、現場でそれぞれの部隊に求められている期待値について学ぶことができました。これ以上に良いタイミングはなかったといえるでしょう。
迅速な成功とは、迅速な変化を意味します
CPRメータを使用して2年以上が経過した今、Timは言います。「今では、CPRメータの使用は私たちの活動に根付いています。このツールなしに心停止の症例に対応することは考えられません。」 今やCPRメータの使用はMedavie Health Services Westのスタンダートとなりました。配備される各救急車にはCPRメータ2が必ず装備されています。
EMSシステムにリアルタイムフィードバックを導入するのをためらっている人には、Timは次のように助言します。「CPRのフィードバックは必須です。このようなツールであれば、それぞれの生存率を最大限に高めるチャンスがあります。サスカトゥーンでは、私の知る限り、毎年6人の命がリアルタイムフィードバックを導入したからこそ救われています。」 Medavie Health Services Westは、質の高いCPRとリアルタイムフィードバックの必要性を十分に理解しています。
Medavie Health Servicesについて
Medavie Health Servicesは、カナダの全国プライマリ・ヘルス・ケアソリューション組織であり、EMS管理サービスを提供する国内最大の民間組織です。病院到着前の救急医療サービス、モバイル統合ヘルス、遠隔医療通信、公衆安全維持および臨床トレーニングの分野において子会社を管理し、国防省の重要なプライマリ・ケア・救急隊員トレーニングのパートナーを務めています。
また、保健機関のMedavieの一員です。一体型保険を提供する主要保険会社で公衆衛生プログラムを管理する Medavie Blue Cross と共同で、すべてのカナダ国民の福祉を向上すべく、革新的なソリューションの提供にコミットしています。
Medavie Health Foundation に対して年間の社会的便益にコミットし、国内の最も差し迫った体と心の健康問題に対応するプログラムや取り組みを支援しています。