シムセンターをスマートセンターに変えて、より良い学習成果を提供する
SimCaptureが鍵を握る
SimCaptureが鍵を握る
デジタル時代の到来により、私たちを取り巻く世界は日増しにテクノロジーとの結びつきが強まっています。日常生活では、スマートフォンやスマートホームなど、便利さを提供するだけでなく、膨大なデータを収集するさまざまなデバイスが浸透しています。レールダルの SimCapture システムも、ある意味同じです。SimCapture によって、シミュレーションの利便性を高められます!SimCapture は、バックグラウンドで膨大なデータを収集しています。このデータをもとに、シミュレーション施設の運用効率を高め、学習成果を向上できます。
シミュレーションのような行動指向の分野では、計画的な練習やガイド付き振り返り学習が優先され、データに関する議論は後回しにされがちです。シミュレーションの関係者は、業務遂行だけに目を向ける傾向があります。その場合、データを読み解く作業は、後回しにしても良いでしょうか?必ずしもそうではありません。データの収集や評価というものは、非常に難しい作業と感じるかもしれませんが、このページをご一読いただけば、データの有用性がわかると思います。SimCapture で収集されたデータの取り扱いに慣れれば、シミュレーション教育の成果を向上させるための日常的な作業として、取り組めるようになります。
SimCapture は、シミュレーショントレーニングの管理、記録、評価、ディブリーフィングを行うことができるデジタルソリューションです。シミュレーション施設や臨床現場でのシミュレーション教育に役立つツールになり、優秀で自信のある医療従事者を育成するという、医療機関や養成施設のミッション達成を支援します。このツールは、どのシミュレータとも、模擬患者とも組み合わせて使用可能で、レールダル製品の「中枢」として、デジタルハブの役割を果たします。
SimCapture の代表的な機能の一つとして、録画機能があります。SimCapture は、患者のバイタルサインや反応をリアルタイムに記録するなど、シミュレーション中に発生した事象を包括的に記録します。各学習者のパフォーマンスを向上させ、コンピテンシーを最大化する方法を見出すため、学習者と指導者はその記録を振り返ることができます。
また、SimCapture は 1 つのシミュレーションだけでなく、組織内のすべてのシミュレーションデータを収集できるツールです。収集されるデータの種類は、各学習者のパフォーマンスはもとより、グループ全体や複数グループのパフォーマンスにまでわたります。お客様の目標が学習成果の向上でも、運用効率の向上でも、またはその両方であっても、SimCapture を使用すれば、目標達成に必要なデータを収集し、生成されたレポートを確認することができます。

現在 SimCapture をご使用中でも、将来 SimCapture のようなデジタルシステムの導入をご検討中でも、本ページをご一読いただけば、SimCapture を通じてアクセスできるデータが、どれほどパフォーマンスの向上にとって重要であるかを深く理解できるようになります。このページでは、 以下の 4 つの役割の視点から、SimCapture を説明しています。





施設責任者の方から、シミュレーション施設の使用状況をもっと可視化したいという要望がたびたび寄せられています。施設責任者は、シミュレーション資産に対する投資を管理する立場にあります。また、投資した資産を最大限に活用し、組織のニーズを満たせるように取り組む役割も担います。
しかし、一元管理するためのデータベースがなければ、シミュレーション施設の運用パフォーマンスを包括的に把握するのが難しい現状です。シナリオ単位で収集した運用データをすべて手作業で集計しなければならないという状況を想像してみてください。このページをご覧の方の中には、実際にそのような状況に置かれている人もいらっしゃるでしょう。異なる情報源から異なる時期に、一貫性のない状態で情報が少しずつ流れてくるため、その集計結果に対して十分な自信が持てないこともあると思います。
レールダルの SimCapture システムを使用すれば、システムがお客様とスタッフのみなさまに代わって、これらの作業をすべて実行します。SimCapture をスマートホームやスマートデバイスなどのシミュレーション版とお考えていただくとイメージしやすいと思います。SimCapture は、シミュレーション作業をより効果的で効率的なものにします。バックグラウンドで動作して、データの収集や整理を実行してくれます。
お客様にとって重要なデータのタイプは、お客様の目標や関心のある分野、シミュレーション施設の運用ニーズによって異なります。このような違いはあれど、SimCapture ではシミュレーションごとにすべてのデータを記録できるため、リアルタイムのデータをもとに十分な情報を得たうえで、信頼性の高い意思決定を行うことができます。効果的なデータ収集と分析は、シミュレーション教育を継続的に改善していくうえで、欠かせないものです。また、学習者が求められるコンピテンシーに必要なスキルや知識を着実に身に付けるためにも、この作業は欠かせません。

指導者にとって、信頼性と利便性のあるデータは必要不可欠です。また、指導者は学習者と直接向き合い、各学習者の教育や能力開発に対して責任を担う役割を果たします。同時に、指導者にはシミュレーション施設の責任者や管理部門とも関りを持ち、学習成果を報告する責務もあります。指導者にとって、データの収集と報告は、前向きに取り組むのが難しい作業かもしれません。そうだとしても、この作業は優先順位を高くすべきものです。この作業は、これまで成し遂げてきた素晴らしい取り組みを最終的に完結するために、必ず行うべきステップになります。
指導者がよく直面する課題の一つは、学習者のパフォーマンスや学習成果を記録する方法や手段が統一されていないことです。また、学習者の傾向や介入すべき項目を素早く特定することも課題の一つです。レールダルの SimCapture システムは、指導者が学習者のスキルやコンピテンシーを評価する際に繰り返し使用できる仕組みを構築し、これらの問題を解決します。さらに、 SimCapture は成果を測定可能なレポート機能を備えているため、指導者はさまざまな目的でこのレポート機能を活用できます。これにより、時間を効率的に使い、負担が軽減されれば、データの収集と報告作業に取り組みやすくなります。これは多くの施設で、すでに実現されています!
SimCapture で学習者のデータを収集してレポートを生成することにより、透明性を高めることができます。シミュレーション施設の責任者は、指導者と同じデータやレポートにアクセスできます。そのため、SimCapture を活用することで、データやレポートを要求されたり、業務の拡大を求められたりすることを減らすことができます。当社によるデモや説明会を利用して SimCapture の基本的なメリットを認識いただけば、ここに挙げた課題をチャンスに変えることができるとご理解いただけます。

学習者は、データを求めています。なぜなら、データが必要だからです。学習者がシミュレーション中に最も気になることは、「正しく実施できたか?」、「実際の患者症例に対応できるレベルまで達しているか?」、「指導者の期待に応えられているか?」などです。新世代の学習者は、フィードバックを受けることに慣れており、デジタルでフィードバックを受け取ることにも適応しています (デジタルへの適応は若い世代のほうが進んでいるでしょう)。SimCapture のようなシステムの導入で運用効率を向上させたシミュレーション施設は、学習者が求める的確なフィードバックを提供できるようになります。
指導者の観点では、フィードバックを望む学習者は、ありがたい存在と言えます。自身のパフォーマンスを理解・向上したいと考える熱心な学習者を望まない指導者などいないでしょう。しかし、フィードバックの提供を求めるがゆえに、それが時間とリソース不足という新たな課題を引き起こすことがあります。SimCapture を使用すれば、指導者が深く関与することなく、学習者が意欲的に自己学習を行い、自身で振り返ることができる環境を構築できます。これは、学習者にとっても指導者にとってもありがたいことです!学習者も自身の責任感を高めることで成長できます。これにより、学習者との話し合いも「質と量」のどちらが重要かという内容になっていくでしょう。
学習者が SimCapture で利用できるデータはとても有意義なものです。また、教員や指導者がシミュレーション録画データ上に注釈を追加すれば、さらに価値の高いものになります。学習者は、SimCapture により収集・表示されるデータをもとに、自身の強みや改善点を特定できるようになります。さらに、能力開発や臨床実践の準備など、総合的に取り組むことができるようになります。これは、SimCapture で収集されるデータがもたらす、大きな価値の一つです。データを効果的に使用できれば、学習者はスキルを磨き、臨床判断能力を高め、将来必要となるコンピテンシーを身に付けることができます。

シミュレーションオペレーターがいないと始まらないと言っても過言ではないでしょう。運用の観点で見ると、オペレーターはシミュレーション施設のコンセプトを現実に変える役割を果たしています。オペレーターの方は、スムーズに機能するか、リソースを十分に活用できているか、シミュレーショントレーニングが組織にとって価値あるものになっているかなどの懸念を抱えていると思います。
シミュレーション施設の運用効率を向上させるという点で、オペレーターは他のチームメンバーにはない特有の観点と方法で、SimCapture のデータを活用する立場にあります。つまり、オペレーターはシミュレーション施設の成果を維持する役割を果たしています。オペレーターはその能力を活かし、施設のパフォーマンスを最大化できるように運用上の各要素を確認する必要があります。SimCapture をご使用いただけば、これを実現できます。
プログラム上でシミュレーションのスケジュール設定や管理を行えば、シミュレーションオペレーターも SimCapture からデータを取得できるようになります。SimCapture は、どのシミュレータにも模擬患者にも対応していますが、レールダルのシミュレータと組み合わせて使用することで、利点を最大限に発揮します。運用データの効果的な管理と分析は、機器の信頼性を維持し、シミュレーション施設のリソース配分を最適化させ、施設運用を教育要件と認定要件に適合させるうえで、極めて重要になります。また、シミュレーショントレーニングの質を継続的に向上させるために、データをどのように活用すべきかも重要です。
施設責任者や指導者、オペレーターなど、シミュレーションプログラムの関係者の中には、Society for Simulation in Healthcare (SSIH) の認定を取得することを視野に入れている方もいらっしゃるでしょう。もしくは、International Nursing Association for Clinical Simulation and Learning (INACSL) による承認を検討されたこともあるかもしれません。あるいは、すでにこれらの基準を満たしているというお客様もいらっしゃるかと思います。いずれにせよ、SimCapture は優れた運用基準を満たすうえで、とても役立ちます。
SSIH は、基本構造と運用標準となる 7 つの中核基準を掲げており、SSIH 認定のプログラムとするには、これらをすべて満たす必要があります。これらの基準のうち、「プログラム管理」、「リソース管理」、「継続的改善」の 3 つにおいて、SimCapture により収集・生成されるデータが役立ちます。SimCapture で収集したデータを効果的に使用すれば、SSIH の基準の数多くを満たせるだけでなく、ご施設のプログラム内容に対する信頼性を大きく高めることにつながります。
INACSL にも同様に、INACSL ベストプラクティススタンダード (Healthcare Simulation Standards of Best Practice™) としてまとめた独自の基準リストがあります。運用管理もその基準の 1 つです。INACSL の承認基準には、「シミュレーション教育プログラムの運用をサポート・維持するシステムとインフラが必要」という記述があります。基準をご覧いただき、各要件と SimCapture で実現できる仕組みや構造、データ収集機能、レポート機能を照らし合わせれば、この説明にそれなりの根拠があることをご理解いただけます!
お客様には、ぜひ SSIH 認定や INACSL 承認を視野に入れて取り組まれることを推奨いたします。レールダルの支援が必要な際は、ぜひお知らせください。