SimCapture
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シミュレーション学習は、学習者のコンピテンシー習得はもとより、習得したコンピテンシーの確認・実証を実現する教育手法であり、評価戦略でもあります。シミュレーションのシナリオを使用して学習者のパフォーマンスを観察することにより、教育者は、学習者の強みと改善すべき領域を正確に把握することができます。
基本スキルの学習では、基本的なタスクの知識を確認し、スキルを実演・確認します
医療では、複雑なクリティカルシンキングと手作業による実践的な処置をその場に応じて組み合わせ、実践するスキルが求められます。コンピテンシー習得を目指す道すじの早い段階で、学習者が重要な臨床スキルを習得すれば、のちに難しい状況に直面しても、習得したスキルを楽に実行できます。効率的な方法で、時には自動的に、学習者を早期に評価することで、学習者は着実に成功します。
状況対応のコンピテンシーの1つである基本的な意思決定スキルを習得し、確認・実証する
このステージに到達した学習者は、意思決定モデルやケアパスの基本を理解しつつあります。また、クリティカルシンキングを実践するようにもなり、その結果、成功も失敗もありえることを肌で感じるようになります。総括的評価で上手くいかなかった学習者には、形成的評価やコース内評価が不足していたことが多いようです。ここでは、各学習者に合った適切なシミュレーションソリューションを選びましょう。ソリューションで、改善すべき要素を確認・評価できれば、学習者は次のステージでコンピテンシーを向上できます。
チームベースのコンピテンシーや、高度な意思決定スキルを習得し、確認・実証する
このレベルに達した学習者は、評価を受けるメリットをこれまでの体験で理解しています。また、形成的評価やコーチング、ガイドに従って自身で振り返り学習を進めるプロセスにも、すでに慣れているはずです。この段階で精査すべきは、学習者に必要なトレーニングの内容です。指導者には、OSCE などの総括的評価を行っている方もいれば、まだ形成的評価を行っている方もいらっしゃるでしょう。レールダルは、いずれの場合にも対応できる、シミュレータとデジタルソリューションを提供しております。ご使用いただくと、緊急対応時における、チーム内で高度なレベルの意思決定力をテストすることができます。
実際の臨床現場でコンピテンシーを実践・応用する
教育を進めていく過程で、さまざまな状況を反映させたリアリティの高い環境に学習者を導入したくなる時期が必ず訪れます。つまり、指導者は、学習者に現実的な状況で学習者にスキルを実践させ、さらにはそのスキルを伸ばせる環境に身を置いてほしいと願うようになるのです。このような実践レベルでの評価では、デジタル形式で記録やトラッキングを行い、一貫性や効率性、透明性を確保することが推奨されます。また、シミュレータを使用する場合は、可能な限り高い忠実性で練習することをお勧めします。
どのようなシミュレーションでも、活動中にコンピテンシーをトラッキングできます。コースの成果、目標、形成的評価と総括的評価のデータを組み合わせることで、全体的なコンピテンシーを効果的に測定し評価することができます。
SimCapture は、コンピテンシーを記録し、測定し、さらには評価できるプラットフォームです。このプラットフォームをご利用いただければ、学習者は、臨床判断力とコンピテンシーを確認し、実証することができます。また、パフォーマンスデータを即座にアップロードし、基準に基づいて評価することも可能です。SimCapture をご利用いただければ、学習者の進捗を個人単位でもグループ単位でもトラッキングできます。このほか、指導者は、補習を必要とする学習者を特定したり、改善・向上を経時的にモニタリングできます。
評価方法を統一する
データを一元化する
個人 および グループのパフォーマンスをトラッキングする
継続的なパフォーマンスの
評価・分析・追跡
コンピテンシーベース教育の導入にご活用いただけるリソースをご用意しました。ぜひご活用ください。