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Simulation User Network

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2024年9月28日(土)、29日(日)東京ANA Blue Baseにて開催

お申込みいただいたみなさまありがとうございました

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シミュレーションユーザーネットワーク(SUN)は、すべての医療分野にわたってシミュレーショントレーニングプログラムを進めるのに役立つベストプラクティスを提供します。
コロナ禍明け初めての対面開催となる今年は「命を助けるシミュレーション教育:医療・患者安全の向上のために」をテーマに、全日本空輸株式会社(ANA)様ご協力のもと、開催いたします。
みなさまのご参加を心よりお待ち申し上げております。

日  時:2024年9月28日(土)12:45ー18:30(受付開始 12:15より)/29日(日)9:00ー15:00 *1

会 場:ANA Blue Base  東京都大田区羽田旭町10‐8

参加費:10,000円(税込み)

対 象:医療従事者、教員、シミュレーション教育に興味のある方

時間は変更になる場合がございます

基調講演及び分科会については、以下のテーマを予定しております。
諸般の事情により変更となる場合がございます旨、予めご承知おきください。

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基調講演:

  1.   シミュレーション医療教育グローバル・コンセンサス・ステートメント:シミュレーション医療教育者への新たなメッセージ
     帝京大学 金子 一郎 先生

  2. ANAの安全の取り組み
     全日本空輸株式会社 森川 久美 様 

  3. 学習履歴を活用したシミュレーション教育の質向上:LMSとの併用
     自治医科大学 淺田 義和 先生

分科会:
超音波シミュレータを活用した学習システムの構築
 琉球大学 大内 元 先生

・シミュレーション仲間を増やそう!FD・SDにつかえる「SimBeginプログラム」~4ステップで行うシンプルディブリーフィング~
 レールダルメディカル サービス部 伊藤 文香・平川 善大

・オンサイト教育からデジタル無人蘇生教育プログラムへ究極タスクシフト
 順天堂大学 門田 勝彦 先生

・卒前教育におけるHeartCode Completeの導入
 秀明大学 北林 司 先生

・シミュレーションで深める看護師の人工呼吸ケア
 山口大学 田戸 朝美 先生

・肺シミュレータ ーASL5000を活用したハンズオンセミナー:臨床応用への架け橋
 秋田大学大学院 奥山 学 先生 ・秋田大学医学部附属病院 菅 広信 先生

・教育用電子カルテ (Medi-EYE) を利用する授業デザイン
 日本医療大学 工藤 悦子 先生

・Medi-EYEによるリアル実践型シミュレーション
 名古屋市立大学 船木 淳 先生

・クラウドシステムを利用した領域横断的な教育/学習活動の紹介~スマホ・タブレットを活用したセルフトレーニング促進の一例~
 愛媛県立医療技術大学 仲田 琴美 先生

情報交換会:9月28日(土)18:30-21:00   ANA Blue Base カフェテリア

お申込みいただき、ありがとうございました

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

基調講演 抄録

シミュレーション医療教育グローバル・コンセンサス・ステートメント:シミュレーション医療教育者への新たなメッセージ:帝京大学 金子 一郎 先生

2024年6月、欧州医療シミュレーション学会 (SESAM) と医療シミュレーション学会 (SSH) は協働し、シミュレーションに基づく医療教育実践についての世界的な視点を明確にいたしました。そして、将来的な先導に関する合意を得ることを目的として、シミュレーション医療教育者への新たなメッセージ:Global consensus statement on simulation-based practice in healthcare を発表しました。私は協力著者としてこの取り組みに参加し、6月のSESAM学術集会にて著者のCristina Diaz-Navarroから日本のシミュレーション医療教育者へのアナウンスを託されました。この講演では、グローバル・コンセンサス・ステートメントを皆様に紹介し、「公平性、多様性、包摂性の原則をしっかりと守りながら、高品質で状況に即したシミュレーションベースの学習機会への公平かつ持続可能なアクセスを提供する」ように提言いたします。また、ステートメントにおいて述べられている、患者転帰の改善のためシミュレーションがもつ重要な役割、政策立案者やリーダーへの提言も併せて紹介いたします。

ANAの安全の取り組み:全日本空輸株式会社 森川 久美 様

ANAは過去にお客様が犠牲となる航空事故を起こしています。その事実を風化させず安全が最も大切であることを伝え続けることと国際標準に基づいた安全に関する教育や研修について、また、リスクマネジメントなどの安全推進、積極的な安全文化の醸成について具体例を交えながらお伝えします。加えて、業界全体での課題への取り組み方やSafetyⅡなどの最近の航空業界の動向についてもご紹介します。

学習履歴を活用したシミュレーション教育の質向上:LMSとの併用:自治医科大学 淺田 義和 先生

シミュレーション教育をはじめ、医療者教育の質を高めていくには、単に「教える」だけでなく、学習・教育で扱った内容が「身につく」ことが求められる。この際、どのような教育が実際に行われ、どのような学習が積み上がっているのか、といった学習履歴を把握することには大きな意味がある。正しく学習履歴を把握することができれば、学習者の現状と目標との差分を確認し、形成的評価・フィードバック等に用いることができる。このような背景を念頭に、本演題では、LMS(Learning Management System)をシミュレーション教育の場面で併用することに関して、特に以下の3つについて話題提供を行う。(1)ICT活用教育を俯瞰する枠組みとシミュレーション医療教育との関連(2)シミュレーション医療教育に対し、LMSはどのように活用可能か(3)学習履歴の取得や分析をどのように行うことができるのか

分科会 抄録

超音波シミュレータを活用した学習システムの構築:琉球大学 大内 元 先生

現在、エコーは診断・評価のみならず、エコーガイド下での各種手技においても多様されるようになってきています。そのため、学生実習レベルから研修医、専攻医はもちろん、看護領域でも日常的にエコーを使用する機会が増えています。一方、エコー手技について、系統立てて学ぶ機会は限られており、その習得も個人に依存していることも多いのが現状です。どのように指導すればより効果的か、解剖や病態とどのようにリンクさせながら指導すればいいのか試行錯誤がつづいています。

シミュレーション仲間を増やそう!FD・SDにつかえる「SimBeginプログラム」~4ステップで行うシンプルディブリーフィング~ :レールダルメディカル サービス部 伊藤 文香・平川 善大

『SimBegin プログラム』は、ヨーロッパを中心にシミュレーション教育に携わるファシリテータ養成に活用さています。プログラムの核となるCOREディブリーフィングは、様々な手法のエッセンスを取り込み構造化された4ステップで、ビギナーからベテランまでファシリテーションに活かすことができます。組織内でのシミュレーション教育活性化のために、シミュレーション動画を用いたディブリーフィングスキルのトレーニングを実際に体験してみましょう!

オンサイト教育からデジタル無人蘇生教育プログラムへ究極タスクシフト:順天堂大学 門田 勝彦 先生

蘇生教育は全病院職員が習得すべき医療スキルであり、病院機能評価で査定される項目である。当施設は、職種・部署別に一次救命講習、二次救命講習、小児救命講習、新生児蘇生講習を集合研修で開催し、2年毎の受講としていた。しかし、新型コロナウイルス感染症の感染対策および働き方改革としてタスクシフトが求められたことから、2023年からデジタル無人蘇生教育プログラムの導入含めた抜本的な改革を行った。当施設の試みについて報告する。

卒前教育におけるHeartCode Completeの導入:秀明大学 北林 司 先生

本学では、看護学部「救急看護論」、学校教師学部「救急処置法」履修者にBLSの受講を促進してきた。SARS Cov-19の影響で、BLSの受講機会を提供できなかった。オンラインで受講できるHeartCode Completeの提案は、吉報であった。2022年6月に契約し、上記科目の履修者のほぼ全員が受講を希望した。これまでに、160人以上がBLSを取得し、うち10名前後が卒後にACLSを取得している。

シミュレーションで深める看護師の人工呼吸ケア :山口大学 田戸 朝美 先生

当大学ではシミュレーション教育について検討を重ねてきた。学部教育では、2年生の周術期看護と3年生の人工呼吸器装着患者の看護で活用している。大学院では急性・重症患者看護専門看護師教育を行っており、高機能シミュレーターの導入によって重篤な患者のシミュレーションも実現することができた。今回は、受講者が学んだ課題をシミュレーションによって活性化し、実習や現場での看護に生かせるよう工夫してきた教育について話題提供する。

肺シミュレータ ーASL5000を活用したハンズオンセミナー:臨床応用への架け橋:秋田大学大学院 奥山 学 先生・秋田大学医学部附属病院 菅 広信 先生

人工呼吸器管理は初学者にとって敷居が高い。理由として、人工呼吸器の講義は難しく、人工呼吸療法は重症例に施行される。この状況から一歩進むためにハンズオントレーニングが最適である。我々はASL5000+SimManに人工呼吸器を接続しシナリオトレーニングを行っている。人工呼吸器設定の基礎を学びながら、自らが設定変更した結果を変化したグラフィックモニターから学習し、得た経験が臨床につながると考えている。

教育用電子カルテ(Medi-EYE)を活用した授業デザイン:日本医療大学 工藤 悦子 先生

本学では、2022年度より小児看護学領域の演習・実習と担当科目の演習でMedi-EYEを活用している。本分科会では、演習・実習目的、方法に合わせたMedi-EYEの活用方法、学生の様子、演習・実習の評価について紹介する。また、Medi-EYEの事例にログインし、演習・実習目的に合わせて作成するプロセスについて体験していただく。加えて、現在検討中であるMedi-EYEを活用した学外ネットワーク構築に向けた取り組みについて紹介する。

Medi-EYEによるリアル実践型シミュレーション:名古屋市立大学 船木 淳 先生

コロナ禍では、これまで当たり前に行われていた看護教育ができなくなりました。この困難な状況下においても、Medi-EYEの患者症例で情報収集-アセスメントー計画立案-実施-評価に至るまで実践に即したシミュレーション学習を行うことができました。今回、Medi-EYE導入に関わった経緯や各領域間での活用の構想、ピンチをチャンスに変換した思考を交え、Medi-EYEを活用した授業デザインをご紹介します。

クラウドシステムを利用した領域横断的な教育/学習活動の紹介~スマホ・タブレットを活用したセルフトレーニング促進の一例~:愛媛県立医療技術大学 仲田 琴美 先生

 本学看護学科では、成人、母性、小児、精神など複数領域において、教育クラウドシステム『SimCapture』を活用した学習を行っています。成人慢性期看護方法論では、学生自身のデバイスで使用できるセルフトレーニング機能を演習に活用しました。その結果、学生は学内外で手技練習を行うことができ、演習の効率化と効果的な学習につながった事例を紹介します。本分科会では、セルフトレーニングの流れを学生役として実際に体験できます。

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同業者や専門家とのネットワーク

シミュレーションユーザーネットワーク (SUN) には、医療教育やヘルスケアの向上につながるコレボレーション、イノベーション、シミュレーションの進歩のためのプラットフォームとしての役割を果たしています。

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SUNは、シミュレーション教育に同じような目標を持つ人々と出会い、業界をリードする専門家と交流する場です。

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ハンズオントレーニングと教育

あらゆる医療分野のシミュレーショントレーニングプログラムの発展に役立つベストプラクティスとハンズオンデモンストレーションを体験できます。

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