リトルアンQCPRトレーニングデモンストレーション
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QCPRフィードバック技術では、教師はCPR研修の品質、効率および学習者との交流を改善できるようになっています。
調査によると、バイスタンダー(そばにいる人)が質の高いCPRを施すことで、心停止から蘇生に直接つながると示されています。1.2 トレーニングを受けることで、バイスタンダーがCPRを施す準備ができますが、CPRをどのように行えているかについて、適切かつ客観的にフィードバックを提供する点が指導者にとって課題となっています。
リトルジュニアにフィードバックテクノロジーが搭載され、CPRスキルの習得と、手技の向上が見られました。3
リトルジュニアQCPRでは、インストラクターは自分の手元から、最大6名の学習者をモニタリングすることができます。QCPRトレーニングアプリでは、どの学習者に更なる指導が必要なのかをハイライトしたパフォーマンスのサマリーを簡単に確認することができます。誰が十分に圧迫していないのか、正しい速度で圧迫していないのか、誰が息を吹き込みすぎているのかなど見ることができます。受講者はQCPRトレーニングアプリまたは直接接続したスキルガイドを使って自分のパフォーマンスをモニタリングすることができます。
QCPRの測定・フィードバックテクノロジーでは、以下のことができます。
• 圧迫と呼吸に関するリアルタイムフィードバック
• 改善に関する総合点数およびヒントなど、トレーニング後のディブリーフィング
• 圧迫解除、圧迫深さ、圧迫率、呼吸量、圧迫回数、呼吸回数、サイクルの詳細
スキルガイド
CPR スキルを測定、記録、改善。スキルガイドは小型で軽量、持ち運び可能です。
スキルガイドについての詳細を知る
QCPRアプリはクロスプラットフォームアプリケーションとして開発されました。アプリケーションはさまざまなプラットフォームやオペレーティングシステムでサポートされています。
QCPRアプリをご利用いただくために、以下の推奨動作環境をご参照ください。
プラットフォーム | オペレーティングシステム (OS) |
Android | Android 9 以上 |
iOS | iOS 13.0 以上 |
*注意:Android GO、Chrome OS、Windows 10 Mobile は対応していません。
QCPRアプリはほぼすべてのスマートフォンサイズで動作しますが、画面サイズは6.1インチ、解像度は1792 x 828 ピクセル以上を推奨。
Bluetooth 4.0 以上がインストールされており、マネキンに接続するにはBluetoothが有効になっている必要があります。QCPRアプリに必要な権限の詳細については、 こちらの文書を ご参照ください。
QCPRアプリを使用するには、モバイル端末に3GB以上のメモリ(RAM)と250 MB以上の空き容量があることを推奨します。
今ご利用いただいているリトルジュニアはリトルジュニアQCPRアップグレードキットを使って、簡単かつ素早くアップグレードすることができます。
1. Link MS, Atkins DL, Passman RS, Halperin HR, Samson RA, White RD, Cudnik MT, Berg MD, Kudenchuk PJ, Kerber RE. Part 6: electrical therapies: automated external defibrillators, defibrillation, cardioversion, and pacing: 2010 American Heart Association Guidelines for Cardiopulmonary Resuscitation and Emergency Cardiovascular Care. Circulation. 2010;122(suppl 3):S706 –S719.
2. Dine CJ, Gersh RE, Leary M, Riegel BJ, Bellini LM, Abella BS. Improving cardiopulmonary resuscitation quality and resuscitation training by combining audiovisual feedback and debriefing. Crit Care Med. 2008
3. Smart et al. Does real-time objective feedback and competition improve performance and quality in manikin CPR training – a prospective observational study from several European EMS. Scandinavian Journal of Trauma, Resuscitation and Emergency Medicine. 2015