新型コロナウイルスCOVID-19対応に向けたレールダルとしての取り組み
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コロナウイルス疾患(COVID-19)は医療の危機を招き、病院や救急、長期間のケア施設において重い負担になっています。
レールダルメディカルとパートナー企業はお客様のトレーニングを支援するために、スタッフの事前準備に使える無料シナリオをご用意しました。
この症例に登場するのは、新型コロナウイルスワクチンの 1 回目の接種を受けに来た 38 歳の Marc Hall です。観察期間 中に、Marc はワクチンによる重度のアナフィラキシー反応を起こします。参加者はアナフィラキシー反応の徴候および症状を確認し、迅速な応急処置を行うことが求められます。
シナリオは、トレーニングのための 2 つの要素で構成されます:
シミュレーション後、学習者は以下のことが行えるようになります:
追加部分に関する学習目標: 蘇生:
この症例に登場するのは、新型コロナウイルスワクチンの 1 回目の接種を受けに来た 33 歳の Anila White です。ワクチンを接種したときに、Anila は血管迷走神経反射を起こします。参加者は血管迷走神経反射の徴候および症状を見極めて、適切な治療とサポートを行うことが求められます。
シナリオは、トレーニングのための 2 つの要素で構成されます:
シミュレーション後、学習者は以下のことが行えるようになります:
救急外来にて発熱、咳、体調不良を呈する55歳男性患者のシナリオです。1週間前にCOVID-19が流行している地域での旅行から帰ってきました。受付はこの患者の診察と隔離をすぐに優先し対応しています。
学習者は器材の準備、個人防護具の準備、患者評価、自宅検疫へのトリアージ、患者教育、専門家チームとの効果的なコミュニケーション、すべての患者に対する標準感染予防策の実施、器材の適切な廃棄することが期待されます。
学習目標:
事前に来院予定を知らされているCOVID-19の疑いの71歳男性のシナリオです。患者は高熱、咳、胸痛および呼吸困難を訴えて医療相談コールセンターに連絡をとりました。9日前に新型コロナウイルスの陽性反応が確認されている息子と会っています。2型糖尿病および慢性肝疾患の既往歴があります。
学習者は、器材の準備、個人防護具の装着、患者評価、酸素投与、静脈採血、簡易レントゲンの指示、集中治療室(ICU)または、モニターが可能な急性呼吸器病棟のいずれかでの入院でのトリアージ、患者教育、専門家チームと効果的なコミュニケーション、すべての患者に対する標準感染予防策を実施、器材と防護具を適切に破棄することが期待されます。
学習目的:
IngMar Medicalとの共同開発。
このシナリオの患者は救急科にてCOVID-19感染疑いのあるとされた71歳の男性です。患者は1時間前に入院となり、集中治療室への搬送を待っています。
学習者には、患者の呼吸状態の悪化をアセスメントし、認識することが期待されます。適切な呼吸感染予防策を講じながら、補助換気の調整を行い、挿管および人工呼吸器管理の必要性を認識することが期待されます。
学習目標 - シミュレーション後、学習者は以下のことが行えるようになります。
IngMar Medicalとの共同開発。
このシナリオの患者は、COVID-19感染疑いのある71歳の男性で、救急科にて重症急性呼吸器感染症(SARI)と診断されました。患者は4時間前に集中治療室の個室へ移送されました。
学習者には、患者の呼吸状態を評価し、患者と人工呼吸器の非同調に気づき、患者の換気を最大にするための鎮静の必要性を認識し介入することが期待されています。学習者には、患者とコミュニケーションを取り、接触予防策としてPPEの着用と脱着を含む隔離プロトコルの順守が求められます。
学習目標:
IngMar Medicalとの共同開発。
このシナリオの患者は、COVID-19と診断された71歳の男性で、2日前に救急科にてトリアージされ集中治療室の個室へ移送されました。
学習者には、接触予防策としてPPEを含む隔離プロトコルの順守が求められます。学習者は患者のサチュレーションを評価し、適切な呼吸療法を話し合い、腹臥位への体位変換の必要性を認識することが求められます。学習者は役割を分担し、クローズドループコミュニケーションを実施し、鎮静と弛緩が効いた状態の患者を一連の動きで体位変換します。
注意:このシナリオには、患者を腹臥位にする際、誤って抜管するというオプションが含まれています。学習者はその際想定外の緊急事態を認識し、直ちに患者を仰臥位に戻し、輪状軟骨圧迫を実施と挿管をして、人工呼吸器に再接続する必要があります。
学習目標:
地元の大学で教授をしている72歳男性。廊下で突然倒れ意識がない状態。昨日より風邪症状があり新型コロナウイルス感染症疑いの傷病者対応のシナリオ。傷病者はショック非適応の心停止に陥る。学習ポイントは、学習者は傷病者に接する前にガイドラインに従って個人防護具を着用することと、チームは傷病者の蘇生中にどの様にしてエアロゾル発生を最小限にできるかを検討することである。心拍再開後、学習者は病院への搬送を検討し、救急車の運転手はガイドラインに従って個人防護具の脱衣を行う。
学習目標:
シナリオで使用する機材:
32歳の肥満男性が地元のスーパーで買い物中に倒れた。この傷病者はCOVI-19感染が疑われる。シミュレーション中に、傷病者はVFにより心停止になる。学習者は傷病者に接触する前にガイドラインに従って個人防護具を着用しなければならず、チームは、蘇生中にエアロゾルの発生を最小限にする方法を検討する必要がある。心拍再開後、学習者は病院への搬送を検討し、救急車の運転手はガイドラインに従って個人防護具の脱衣を行う。
学習目標:
シナリオで使用する機材:
COVID-19感染疑いの傷病者がショック非適応の心停止に陥る。学習者は傷病者に接する前にガイドラインに従って個人防護具を着用しなければならず、チームは、蘇生中にエアロゾルの発生を最小限にする方法を検討する必要がある。心拍再開後、学習者は病院への搬送を検討し、救急車の運転手はガイドラインに従って個人防護具の脱衣を行う。
学習目標:
シナリオで使用する機材:
新型コロナウイルスCOVID-19対応に向けたレールダルとしての取り組み
2020年4月7日に開催したCOVID-19シナリオ解説のオンライン説明会の録画です。
IngMar Medical社と共同開発された3つのシナリオの活用方法をご紹介します。シナリオは個別にも、連続したシリーズとしてもご活用いただけます。
2020年5月12日に開催したオンライン説明会の録画です。